こんにちはシンシンです。
我が家は【桧家住宅】というハウスメーカーでオプションほとんどナシの低コスト住宅を建てました。
桧家住宅といえば全館空調の『Z空調』が有名ですが、私たちが家を建てた2016年にはまだ『Z空調』というものは存在していなかったので我が家には全館空調は導入していません。
『Z空調』という全館空調を導入していないため、冬場は「暖められたリビング」と「リビング以外の部屋」との温度差がかなり出てしまいます。
冬場の「暖められたリビング」と「リビング以外の部屋」との温度差を無くす対策として1階の洗面室にエアコンを設置しました。
結論から言うと、洗面室にエアコンを付けて大正解でした。
洗面所につけたエアコンは、洗面室だけを暖めるだけでなく、1階の各部屋と2階まで暖気が上がってくるのでリビングを出ても『寒い』と感じることが無くなりました。
今回の記事では上記の↑ことを 紹介していきますので、家の温度差に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
洗面室にエアコンを取り付けた理由
冬場の暖房方法は各部屋に設置しているエアコンで必要な場所に必要な時にだけ暖房を入れるようにしていました。
温められた2階リビングとその他の家の中で温度差ができてしまいます。
さらに我が家は玄関を広くしたので、土間部分の面積が大きくなり冬場の1階は寒く感じます。
家の中の温度差を解消し、家中が温まるように洗面室にエアコンを取り付けました。
洗面室にエアコンを設置し、お風呂時間以外は扉を開け放してエアコンをつけっぱなしにすることで家全体を暖めようと考えました。
洗面室にエアコンを付けたメリット
洗面室にエアコンをつけて良かったことは以下の通りです。
家の中での温度差が小さくなった。
エアコンで暖められた2階リビングから出ると1階は寒かったのですが、洗面室のエアコンの温風が家の中に行き渡るようになりました。
洗面エアコンをつけてからは狙った通り、家全体がほんのり暖かくなりました。
ヒートショックの心配が減った
洗面室にエアコンを設置したので、お風呂に入るときのヒートショックの心配が減りました。
洗面エアコンをつける前はお風呂場にある浴室暖房を稼働させ、洗面脱衣室には小型の電気式ヒーターをMAX運転させていました。
小型の電気式ヒーターはMAX運転でも洗面脱衣室全体が暖まることはなく、温風が出ている足元周辺だけ暖かいというものだったので風呂上りは正直寒く感じていました。
洗面エアコンのおかげでお風呂に入る前も入った後も寒さを感じることが無くなりました。
洗濯物を室内干ししても、しっかり乾く
洗面エアコンを取り付けるまでは、冬場でも外に洗濯物を干し、天気の悪い日には浴室乾燥機で乾かすという方法でした。
以前紹介したことがありますが、電気式の浴室暖房乾燥機だと洗濯物が全然乾かず、嫌な生乾き臭が洗濯物に残ってしまうことが多くありました。
詳しくはこちらも合わせてご覧ください。
洗濯物を乾かすために以下の3つの選択肢を考えました。
・浴室暖房乾燥機を電気式からガス式へ変更する
・洗面エアコンを取り付けて洗面室で室内干しする
ガス式乾燥機の「乾太くん」は洗濯物を干さなくても良いのでとても魅力的でしたが、設置費用含めた初期費用が高い点と毎日のガス代の心配から設置を見送りました。
浴室暖房乾燥機を電気式からガス式へ変更するということも考えましたが、こちらも設置費用が高くなりそうだったので却下しました。
洗面エアコンは家全体を暖めるついでに洗濯物を乾かすことができるので洗面エアコンを使って室内干しすることにしました。
家全体を暖めるために設置しましたが、洗面エアコン下で洗濯物を干して扇風機で風を循環させると洗濯物がよく乾きます。
洗濯物を干すために寒い冬の外に出る必要がなくなりましたし、家全体も暖まるようになりました。
洗面室にエアコンを取り付けたデメリット
洗面室にエアコンを取り付けたことによるデメリットは以下の通りです。
エアコン設置費が掛かる
エアコン本体は2.2kwというエアコンの中でも6畳用の安い機種を選びました。
2023年の年始セールで購入できたのでエアコン本体は標準取付工事費込みで50,000円程度でした。
大手家電量販店で標準取付工事費込という製品でしたが、標準取付工事費以外にも費用が発生したので紹介します。
標準工事以外に掛かった取付工事は、「エアコン用コンセント増設工事」、「壁の穴あけ工事」です。
壁の穴あけ工事は家電量販店で価格交渉した際に値引きサービスしてもらいました。
また1階に取り付けるので外観を意識して配管の「化粧カバー」も取り付けましたので追加になりました。
標準取付工事費以外に合計23,100円が必要になりました。
追加工事項目 | 費用 |
エアコン用コンセント増設 | 13,200円 |
壁の穴あけ工事 | 0円(サービス) |
化粧カバー | 9,900円 |
設置費用合計 | 23,100円 |
エアコン本体と設置費用を含めた合計金額は73,000円程度で収まりました。
新規にエアコンを取り付けると一番安い機種を選んでも10万円はいくだろうと予想していましたが想定よりも追加工事費が掛かりませんでした。
エアコンを新規で設置する際に必要な工事について紹介している記事がありますので、こちらもご覧ください。
電気代が増える?
洗面エアコンの稼働時間は【毎日AM6時~PM11時】に設定しています。
電気使用量 | 電気代 | |
2022年2月 | 250kWh | 6,896円 |
2023年2月 | 223kWh | 8,972円 |
これだけエアコンをつけていたら電気使用量が増えそうですが、前年同期比で確認すると電気使用量は昨年よりも減っています。
桧家住宅の家は、断熱性が良いので一度家全体を暖めると保温状態に入るのでそこまで電力を必要としないようです。
家全体を暖めることができたので、各部屋のエアコン使用量が減った結果、家全体でみると電気使用量は下がりました。
2022年に比べて2023年の電気使用量は減っているにも関わらず、燃料費高騰による電気料金の値上げによって電気料金は上がってしまいました。
洗面エアコンをほぼ一日つけることで、電気使用量は爆増してしまうかなと思っていましたが逆に電気使用量は下がりました。
まとめ
私たちが家を建てた2016年には桧家住宅に全館空調の【Z空調】というオプションはありませんでしたので、我が家には全館空調は付いていません。
冬場は暖められた2階リビングとそれ以外の部屋に温度差ができてしまうため、家の中の温度差を解消し、家中が温まるように洗面室にエアコンを取り付けました。
洗面室にエアコンを設置し、お風呂時間以外は扉を開け放してエアコンをつけっぱなしにすることで家の中の温度差が格段に小さくなり、お風呂でのヒートショックの心配も減りました。
また洗面エアコン下に洗濯物を干すことで嫌な臭いが残ることなくしっかり乾きます。寒い朝の外での洗濯干しもなくなりました。
洗面エアコンを付ける前は必要な時に個別で各場所を暖めていましたが、洗面エアコンを一日中付けて家全体を暖める方が電気使用量は少なくて済むことが分かりました。
エアコン設置費用は掛かりますが、値段以上の快適さを手に入れることが出来ました。
そろそろ暖かくなってきたので洗面エアコンの出番が少なくなっていきますが、洗面エアコンはかなり役に立つことが分かりました。
家の中の温度差を解消し室内干しもできる洗面所エアコンで、快適な住環境を作っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも住宅に関する情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてください。
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