こんにちはシンシンです。
我が家は桧家住宅というハウスメーカーで家を建てました。
ハウスメーカー選びは建築価格がそこまで高くなく、断熱性に力を入れているという所と営業の方の柔軟な対応力が決め手となり「桧家住宅」に決めました。
詳しくはこちらも合わせてご覧下さい。
ハウスメーカーは決まったので、家を建てるための土地を探す必要があります。
そこで今回の記事では、我が家がなぜこの土地を購入したのかを紹介します。
結論から言うと、私はココ以上の土地はない思っているほど、良い土地に巡り合うことができました。
これから土地探しをされる方は、今回の記事をヒントにして頂き、最高の住まいを手に入れてください。
・何を基準に土地を探したか。
・大阪北摂の土地の価格はいくらか。
・土地探しの妥協点は何か。
初めての家は土地選びに失敗
我が家は2回新築で家を建てています。
1回目は新築からわずか4年で手放しました。
購入した土地周辺情報のリサーチ不足により嫌な事がありすぎてストレスが溜まり住み替えを決意しました。
詳しくはこちらの記事も合わせてご覧下さい。
1回目の失敗を全て書き出す。
2回目に建てる家は絶対に失敗したくなかったので、1回目の土地でドコが失敗だったかを箇条書きにして書き出しました。
失敗点
- 34坪では狭く感じた
- 前の道の交通量が多すぎてカーテンが開けれず昼間でもリビングが薄暗い。
- 向かいの空地が近隣店舗の駐車場になってしまい車の出入りが激しい。満車時には家の前で駐車場の空き待ちがとてもストレス。
- 向かいの駐車場は舗装されておらず、常に砂埃に悩まされた。洗濯物も車も砂だらけ。
- 2軒北側にあった幹線道路から大型車が通るたびに振動があり、寝付けない。
- 南側の隣家が近すぎてリビングに日光が入らない。
- 隣家の犬がうるさい。おじさんの痰(たん)を吐く音が気持ち悪い。
- 家の裏側に野良猫が集まる場所があり、盛りのつく時期は夜中うるさい
土地の広さに関しては夫婦で話し合い、駅から歩けて坂道がなく、スーパーなどの生活圏がすべて自転車での行動範囲の中にあるという奥さんの意見を尊重しましたが私には合いませんでした。
周辺情報は土地を購入する前は周辺を調べたつもりでしたが、もっとリサーチするべきでした。
土地を買う前に向かい側の空地には家が建つと不動産屋から聞かされていましたが、宅地になることはありませんでした。家が完成してすぐに近隣店舗の駐車場になりました。不動産屋は土地を売ることが最優先で適切な情報はくれません。
不動産屋なんかを信用せずに自分たちでもっと調べておくべきでした。
土地の探し方
土地を探す方法はいくつかあります。
- ハウスメーカーで依頼する。
ハウスメーカーには紹介してくれる不動産屋がいますので、まずはハウスメーカーを決めてから土地探しを始めるという方法があります。 - 地元の不動産屋に依頼する。
地元ならではの出回っていない土地情報を持っている可能性があるので訪ねてみるのも良いかもしれません。 - インターネットで情報を探す
インターネットには全国どこの地域でも情報を検索することができますので、新着情報が出ていないかこまめにチェックしてください。私も土地探しの時には暇さえあれば土地情報を検索していました。「インターネットに出てる情報は古い」とよく言われますが、相場を知るうえでインターネットの情報も無駄ではありませんので、気になるエリアの土地情報はくまなくチェックしましょう。 - 自分の足で探す
この方法は非効率的かもしれません。ですが希望のエリアを自分で見に行って探すことは、その土地の雰囲気や街並みも同時に分かるので私は自分で探しに行く方法がオススメだと感じます。 - 土地検索サイトを利用する。
エリアや路線、相場価格などから条件を絞って、売り出し中の土地を検索することができます。
私たちはハウスメーカー経由の不動産屋に土地探しの依頼をしましたが、全然良い土地情報を持ってこなかったので、自分たちで希望のエリアをくまなく探して理想の土地を見つけました。
我が家の土地探しの基準
理想の土地を見つけるために、1回目の失敗を踏まえて土地の希望条件を書き出しました。
どれか一つでも欠けることがないようにしました。
土地を探す条件 箇条書き
- 大阪北摂で駅まで自転車圏内
- 土地の広さは絶対50坪以上
- 価格は3,000万円以内
- 南側から採光を確保する
- できれば角地がいい
- 隣家との距離を取る
- 駐車場は2台分確保する
- 家の前の交通量が少なめ
- 周囲に幹線道路がない
- 近隣に猫屋敷的な住宅がないか
- 住宅地のゴミ置き場が適切に管理されている
- 自治会がちゃんと機能している
- 建築協定がある住宅地が良い
1回目に失敗した経験から土地探しの条件を書き出しました。
土地探しには「妥協も必要」とされていますが、妥協したら失敗しますよ!
希望の条件に合う土地を見つけるまであきらめずに探してください。
不動産屋はアテにしない
こういう条件のもとハウスメーカーお抱えの不動産屋に土地探しを依頼しました。
しかしこの不動産屋がマジで全然役に立ちませんでした。
不動産屋はインターネットにまだ出ていない土地情報を持っているのかと思っていましたが、既にインターネットに出ている情報しか持ってきませんでした。
「こちらなんかどうですか?」
「そこはネットに出ているから既に見に行ってナシと判断しました。」
こんなやりとりばかりで、不動産屋には期待しない方が良いと判断し、自分たちで土地探しをしました。
こんな使えない不動産屋なのに土地の契約時にはしっかり仲介手数料を要求してくるって本当に不動産屋は……あえて言う必要はありませんね。
ついに見つけた理想の土地
私達の条件を満たすために駅からは多少離れても良いのでゆとりある土地で静かな住宅地に探すことにしました。
実家の近くにある第一種低層住宅地域を中心に売り出している土地がないか探しました。
良さそうと思っても「古家付」や駅からかなり遠かったり、なかなか理想の土地は出てきません。
しばらく探していると一つのサイトでしか出していない土地を見つけました。
区画の整った土地で、大手不動産会社が分譲した住宅地です。
広さは50坪で第一種低層住宅地域の土地で価格は予算内の2,900万円です。(坪単価は58万円/坪)
駅まで自転車があれば問題なく行けるし、周辺の人通りも少なく閑静な住宅街です。
この住宅地には建築協定があるので、住宅地内の建物はゆとりをもって建てられています。
北東角地ですが南側が若干下がっている土地の為、陽当たり通風も良さそう。さらに高台なので2階からの見晴らしが良さそう。
色んな曜日の朝昼晩と行ってみましたが、いつ行っても交通量は少なく住民だけが通るといった感じです。
住宅地を歩いてみるとゴミ置き場が綺麗に整備されていて、集会所も掲示板が貼られていることから自治会がしっかりと機能していることが分かりました。
住宅地内に公園が数か所ありこちらもキレイに清掃されていたのでとても好感が持てました。
私の土地を探す条件をすべてクリアしていて、まさに求めていた土地でした。
微妙な土地しか持ってこなかったハウスメーカーの不動産屋に自分が見つけた土地を見せました。
不動産屋もビックリした様子で「これ以上の土地を探すのは難しい。すぐに買付申込しましょう」と言ってきました。
私もこんな良い土地は他にないと思い、買い付けを不動産屋に依頼しました。
粘り強く土地探しをしたことで土地探しの条件全てに当てはまる土地を見つけることができました。
まとめ
今回の記事では、私たちがどういう方法で土地探しをしたのかを紹介しました。
1回目の家では土地選びに失敗しました。
1回目の土地で何が失敗だったのかを全て書き出すことにより、同じ失敗を繰り返すことはありませんでした。
また新しい家を建てるために求める土地の条件を書き出しました。
この条件全てに当てはまるまで土地探しをすることによって理想の土地に出会うことが出来ました。
書き出していく方法はとてもアナログ的ですが、自分が何が嫌だったか・新しい土地に何を求めているかが一目で分かるのでイメージしやすくてオススメです。
土地探しには「妥協も必要」とされていますが、妥協は絶対にしてはいけません!
1つでも妥協してしまうと後悔してしまいます。
新築では『何を建てるかより、どこに建てるか』ということが重要です。
建物は建て替えれば変わりますが、住環境は変えることができません。
ですので、土地探しでは絶対に妥協することがないようにしてください。
最後に私たちが契約した土地情報を載せておきます。
場所 | 大阪北摂 |
駅からの距離 | 徒歩30分・自転車10分 |
敷地面積 | 165㎡(50坪) |
価格 | 2900万円 |
坪単価 | 58万円 |
以上、私たちが土地探しで実践したことを紹介しました。
不動産屋に頼らず、自分たちで気に入った土地に出会えるまで粘り強く探した結果、自分たちが当初設定した条件をすべて満たす土地に出会えました。
この土地探しの方法を参考にしていただき、理想の土地を探してみてください。
きっと理想の土地と出会えます!
これからも住宅についての情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ではまた!
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