こんにちはシンシンです。
我が家は今まで新築で2回家を建てています。
土地・建物ともによく勉強せずに家を建てたので嫌な所が多くあり、わずか4年で1回目の家を手放しました。
1回目の家は、建築条件付き土地を購入し、あらかじめ決まった建設業者に家を建ててもらう「売建住宅」という形で契約しました。
今回のブログでは1回目に建てた売建住宅のお金について紹介していきます。
自己資金はどれくらい準備したか。
売建住宅で値引きしてもらえるのか。
先に結論を言ってしまうと1回目の家では大幅に値引きをしてもらいました。
なぜ大幅値引きしてもらうことができたのかを紹介しますので、これから建築条件付き土地に住宅を建てようとしている方、建売住宅を購入しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
家を建てる経緯
家を建てる前は賃貸に住んでいました。
このまま賃貸に住み続けるか家を建てるかという話になりました。
賃貸派の人の考えでは、
多額のローンを背負いたくない、
気軽に住み替えできる
ローン完済が終われば年数の経った古い家
といった意見があります。
これは人それぞれで、あらゆる考え方があって良いと思います。
家を建てる派でも
充分に自己資金を貯めてから買う人
予算内で収まる家を建てる人
自分の好きな間取りに住みたい人
1人暮らしだけど家を建てる人
その中で私達は、『このまま家賃を払い続けても自分の物にならない』と考えて早い年齢から家を建てるという選択をしました。
そしてリサーチ不足により4年で建てた家を手放しましましたが、それはまた別の話でどうぞ。
予算は4,000万円!?
普通の会社員ですので、親から土地をもらえるわけでもなく土地から購入する必要があります。
私達が家を建てようとしていた大阪の北摂地域の土地価格は大体60〜80万円/坪くらいが相場です。
(場所によりもっと高い所もあります。)
30坪程度の土地の広さであれば1,800〜2,400万円くらいです。
建物代を合わせて予算は4,000万円くらいということで、家作りをスタートさせました。
大阪北摂で駅から徒歩圏内に新築で家を建てようと思ったら、かなりのお金が必要ですね〜
自己資金はどれくらい?
家作りの予算は大体4,000万円くらいで考えていました。
そして自己資金は一応400万円を準備しました。
一般的には自己資金は物件価格の2割程度が必要とされています。
しかし自己資金で貯金全額を使ってしまっては、何かあった時に困ります。ですので預金の残高で半年から1年は生活できる程度を残しておいた方が良いです。
我が家は半年分の生活費は置いといて、残りは家を建てる自己資金として準備しました。
私たちは400万円を用意したので、割合でいうと8.7%しか準備できていません。
それでもローンの試算をしっかりしておけば自己資金が少なくても住宅の取得は十分可能です。
(実際、我が家の二回目の家では自己資金0で建てました。)
見つけた土地は予算オーバー
色々と土地を探している中で要望に合いそうな土地を見つけて話を聞きにいきました。
全3区画の分譲地で土地の広さは34坪でした。
建築条件付き土地で有名なハウスメーカーが建てるといった物件です。
駅から徒歩で15分以内、坂道がないという私たちの希望条件の土地です。
土地価格は、2,650万円!!
坪単価 77.9万円
建築条件付き土地でしたので、建物と諸費用、外構工事込の見積もりを一応出してもらいました。
諸費用、外構工事込、総額で税込み約5,260万円!
めちゃめちゃ予算オーバーでしたので、早々に帰りました。
不動産屋から驚きの値引き提案
約5,260万円はかなりの予算オーバーなので無理だということを伝えて帰ったのですが、後日「価格を相談させてください。」という連絡がありました。
私達の予算とはかけ離れているので、話を聞きに行くだけムダかなと思いましたが今後の参考のために、どれくらい値引きしてくれるか冷やかしで聞きにいきました。
土地の価格は変更できないので、建物と諸費用について話を聞いてくれないかという提案でした。
建物は建築条件付き土地に大手ハウスメーカーが建てるという物件でしたので、建築費がかなり高く設定されていました。
これを自社で建てるという提案でした。
自社での建物建設にこれから力をいれていきたいので、ホームページで施工例として完成した家を載せる協力をしてくれたら大幅に値引きするという提案でした。
モデルルームとして使用する代わりに値引きしてくれるということです。
実際に他の人が家に観に来るわけではなく、ホームページに掲載するだけという内容です。
そして肝心の価格ですが、諸費用、外構工事込、総額で税込み4,700万円という提示がありました。
驚きの560万円値引きです。
あまりの値引き額の大きさに予算を超えていましたが、かなり揺らぎました。
一旦持ち帰り奥さんとも相談したところ、予算オーバーではありますが希望していた土地だったので、あと少し下がれば契約してもいいのではないかとなりました。
モデルハウスにするということは、私達以外にも建てた家の間取りや仕様などを知られてしまいます。
しかしモデルハウスとして違う客に見せるということは、建物自体はまともな家を建ててくれるということだと受け止めました。
そして予算からオーバーしているから、あと少し下げてくれたら契約するということを伝えると、契約してくれるならということでさらに値引きに応じてもらい契約することにしました。
実際に契約した金額は4,600万円です。
値引き額は驚きの660万円!
自己資金を400万円入れたので銀行から4,200万円の融資を受けました。
販売業者からモデルハウスとしての提案があり、かなりの値引きがあっても当初の予算からはオーバーしてしまいましたが、希望していた土地に家を建てれるということで満足いく結果でした。
実際には、住んでみて数年で建てた土地に嫌な事がありすぎて4年で手放してしまったんですけどね。
まとめ
大阪北摂に駅から徒歩圏内、30坪くらいの広さの土地でも、新築で家を建てるには4,000万円以上必要です。
私たちは駅から徒歩13分、土地の大きさ34坪、延床面積99㎡、外構工事、諸費用すべて込みで4,600万円で契約しました。
自己資金としては一般的には20%程度は必要と言われています。
私たちは400万円を用意したので、物件価格の割合でいうと8.7%しか準備できていません。
それでもローンの試算をしっかりしておけば自己資金が少なくても住宅の取得は十分可能です。
(実際、我が家の二回目の家では自己資金ほぼ0円で建てました。)
私達が当初予算として4,000万円を目安にしていましたが、結果的には大きく予算を超えてしまいました。
それでも希望していた土地に新築で家を建てることが出来たのは、販売業者からモデルハウスとしてホームページに載せる代わりに大きく値引きしてくれたからです。
条件が整えば、建売住宅でも建築条件付き土地に建てる売建住宅でも大幅な値引きがありますので、粘り強く交渉しましょう。
このように大幅値引きを出しても販売業者には利益が出ているはずなので、販売業者やハウスメーカーはかなりの利益を乗せていることがわかります。ですので、住宅を購入する際には絶対に価格交渉して納得できる金額で契約しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも新築購入について役に立つ情報を発信していきますので、ぜひ最高の家を建てる参考にしてください。
では、また!
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