こんにちはシンシンです。
我が家は「桧家住宅」というハウスメーカーで家を建てました。
家を建てるまでにするべきことで最重要項目は間取りを確定させることです。
今回の記事では、家作りの主役・間取りを考える上で一番重要な【リビングの位置】について我が家が取り入れたことを紹介していきます。
結論から言うと、我が家は2階リビングを採用しました。
住み心地は控えめに言って最高ですので2階リビングにして正解でした。
2階リビングには様々なメリットとデメリットがあります。
2階リビングで実際に暮らした感想を紹介しますので、これから間取りを考えていく中で2階リビングを採用するか迷っている方は参考にしてください。
2階リビングとは
2階リビングとは、その名の通りリビングを1階ではなく2階に作ることです。
狭い土地の3階建ての家では、1階と3階に各居室を持ってくることが多く2階リビングが家の中心で普通に設計として成立しています。
今回は、狭い土地に建てる3階建ての家というよりも、敷地面積に余裕があるけど2階リビングを採用するかどうかということについて話をしていきます。
2階リビングのメリット・デメリット
2階リビングを採用したことによる一般的なメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- リビングに陽が入り明るくなる
- 周囲の視線をあまり感じない
- 見晴らしが良い
- 天井を高く取り空間を広く使える
- 勾配天井にすることでリビングの空間を広く取れる
- 1階に壁が多くなるので家全体の強度が上がる
- 隣の家の生活音が気にならない
デメリット
-
夏は暑くなりやすい。
-
階段の昇り降りが大変。
-
見送りや出迎えができない。
-
防犯面に不安がある
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大型家電や家具の搬入が困難
-
ゴミを持って家の中を歩くことになる
実際に2階リビングに住んでみて感じるメリット・デメリット
一般的な2階リビングのメリット・デメリットは実際に住んでみるとどのように感じるか紹介します。
2階リビングに住んでみて感じるメリット
我が家のリビングはとにかく陽当たりが良くなるようにしました。
また窓を南北に配置することで風通しも良いです。
夕方まで電気をつけなくても明るいリビングになりました。
第一種低層住居専用地域に家を建てたため、隣家と前後の家にゆとりがあります。
周囲からリビングに視線は入ってこないような間取りにしました。
1回目の家では一日中カーテンを閉め切っていましたが、今はカーテンを閉めなくても良い空間になりました。
プライバシーを守られることがこんなにも安心感を与えてくれるとは思っていませんでした。
朝食時には雲の流れや鳥が飛んでいる様子が見えます。
少し高台になっているため遠くの山まで見えて気持ちが良い。
夏には遠くの打上花火が2階リビングから見えます。これは嬉しい誤算でした。
我が家のリビングは勾配天井にして空間を広く取りました。
南北の勾配部分には採光のためFIX窓を入れました。
高い天井にあるFIX窓からの光を浴びながらソファでお昼寝するのは最高ですよ。
隣の犬が吠えまくる音がうるさいし、オジサンのタンを吐く音が聞こえるとマジきもかったです。
リビングにつながるバルコニーにはタイルを敷き、テーブル・イス・パラソルを設置しました。
2階リビングに住んでみて感じるデメリット
2階リビング最大のデメリットは『暑さ』です。
ですが、桧家住宅はアクアフォームという断熱性能の高い断熱材を採用しているので、エアコンをつけると20畳のリビングがすぐ快適になります。
荷物の受け取りや来客などがあると階段の昇り降りがあるので面倒です。
また買い物帰りには重い荷物を持って2階まで上がるため割としんどいです。
ですが、裏を返せば階段が運動不足解消になると考えるようにしています。
生活圏が2階になるので、1階には防犯対策が必要になります。
我が家の1階の防犯対策は窓を二重ロックにし、念のため防犯カメラも設置しました。
また玄関のドアのカギは2階リビングから開錠・施錠できるようにしました。
冷蔵庫やソファなど大型の家電・家具の搬入が大変です。
引っ越し時には階段の手すりを外して階段から上げてもらいましたが、先日冷蔵庫を買い替えた際には階段を通れずバルコニーから吊り上げてキッチンまで入れました。
通常の搬入費用よりも多く費用がかかってしまいました。
2階の勝手口の外に45Lゴミ箱を置いています。
ゴミの日はゴミ置き場から2階リビングを通って階段を下りて捨てに行きます。
ゴミが室内を通るので家の中にゴミの臭いが残ることがたまにあります。
2階リビングを採用した理由
我が家の敷地面積は50坪です。
これくらい余裕のある土地ならリビングを1階にして庭との繋がりを持たせることが一般的です。
なぜ余裕のある土地なのに2階リビングを採用したのかという理由は1回目の家での失敗があったからです。
1回目の家では1階に南東向きリビングがある普通の家でしたが、東側にある前の道の交通量が多く家の前を車・自転車・歩行者がずっと見えている状態で一日中カーテンを閉めきった生活でした。
南側は隣家が近くほとんど日光が入ってこず、常に薄暗いリビングで過ごしていました。
そういった失敗からリビングが明るくなるようにしたいと設計士さんに相談すると「2階リビングにしますか?」という提案を受けました。
老後の事を考えると2階リビングは階段の昇り降りが大変になるから1階にリビングを持ってくる通常の間取りも考えましたが、老後の事を考えるより今住んでみて満足できる家にしたいと考えて2階リビングを採用しました。
老後に2階リビングが辛くなる前に3回目の家を建てれるように資産を貯めて行こうと決意しました。
次に建てるなら2階リビングにする?
2階リビングにしてデメリットよりもメリットの方が多く2階リビングを採用して良かったです。
だけど次に家を建てる時に2階リビングにするかと聞かれたら……答えは「NO」です。
なぜなら、次に建て替えるとしたら人生最後の家になると思います。
2階リビングで生活してみて、とても快適です。
ですが年を取ってから階段の昇り降りは、かなりしんどいかなぁと考えています。
2階リビングは誰にでもおすすめという訳ではないと感じます。
今の土地は50坪あり、隣家とはゆとりがあるため1階にリビングを持ってきても十分明るいリビングにできると思います。
2階リビングはどんな人におすすめ?
2階リビングは ↓ こういう方にオススメ
敷地が狭く、隣の家が近くて陽があまり入ってこない土地に家を建てる
外からの視線が気になる
プライバシー性を重視している
階段の昇り降りが苦にならない若い世代
買い物から帰ってきて重い荷物を持って階段を何往復も昇り降りするのは正直しんどいです。
階段の昇り降りが苦にならない方は2階リビングにすることで多くのメリットが得られます。
家にエレベーターをつけることも可能ですが、スペースと設置費用・保守点検を考えると金額的にかなり高額ですので、あまり現実的ではないですね。
2階リビングにあると便利なオプション
まとめ
我が家は1回目の家ではカーテンを開けれず薄暗いリビングで生活していました。
2回目に建てる家は「とにかく明るいリビング」を求めていたので2階リビングを採用しました。どこかの芸人さんみたいですが…
2階リビングには、リビングが明るくなる・外からの視線が入らないのでプライバシー性が上がるといったメリットがあります。
逆にリビングが暑かったり、階段の昇り降りが面倒というデメリットがあります。
我が家ではデメリットよりもメリットの方が多く感じられるので2階リビングを採用して本当に良かったです。
こんなに2階リビングを気に入っていますが、次に建てるとしたら2階リビングは採用しません。
なぜなら次に建てることがあるなら(いつかは3回目の家を建てるつもりですが)人生最後の家になります。
年を取ってから階段の昇り降りはかなりしんどいと思いますので、できれば1階だけで暮らせるような家作りをしていくつもりです。
ですので2階リビングは誰にでもオススメできる訳ではありません。
若い世代で階段の昇り降りが苦にならない方や、我が家のように年を取ってからもう一度家を建て直すから今快適なリビングに住みたいという方には2階リビングは絶対おすすめです。
今回の記事が、家作りをしていて【2階リビングにするか】迷われている方への参考になれば幸いです。
これからも住宅に関することを発信していきますので、最高な住まいを手に入れるためのヒントになれば嬉しく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ではまた!
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